小さなまちにも夢がある(The smallest city has a dream.)

新年あけまして、おめでとうございます。
本年の皆様のご多幸と、健康をお祈りいたします。

昨年3月以来、週一の合唱も含め人に会う機会を自粛してきました。
そんな中ふと思い出す、記憶の時空を超えた旅が楽しみになりました。

50年近く前のことです。
塩山駅近くの、今は駐車場になっている山交バスの発着場。
木のベンチに座ってバスを待つ人々。
構内を冬のからっ風が吹き抜けます。
従兄弟からもらったお下がりの革ジャンが板につかない中学生の私は、薄暗い蛍光灯の明かりの下で、恵林寺行きのバスを待っています。
時間はいまよりずっと穏やかに流れていました。
そして塩山駅周辺は賑やかでした。

流れていきました。時代も乗り合いバスも。
でもまだ向こう岸は見えない。
小さなまちには、夢があります。

これからも健康長寿を目指し、次の世代にどんな甲州市を
残したいのかを皆さんと一緒に考えていきます。

新型コロナへの対応で追われている今は平時ではなく,有事です。
有事の今国民、市民を守るには、平時とは異なる対応をしなければなりません。

甲州市の財政の現状を見る限り、市が知らせたいことではなく、市民が知る必要があることを早く正確に伝えてほしい、と思うのは私だけでしょうか。

ともに女性であるニュージーランドと台湾のリーダー(アーダーン首相と蔡英文総統)が、強い政治的決断によって新規感染者をほぼゼロにしたのは可能性を示唆しています。政治家はすべからく、命を守ることに真剣であってほしいですね。

短期間でワクチン開発に成功したのは科学(サイエンス)の力です。しかし、地球規模でのパンデミックに対しては、科学の力はそこまでです。この先で問われるのは政治の力です。2021年こそ、我が国を含めた世界の政治、とりわけ政治家の力量が厳しく問われることになります。

それでは、また。
素敵な1日をお過ごしください!
See you. Have a splendid day!
(A plus tard. Bonne journe’e!)