京都旅行と渋野日向子: A Trip to Kyoto & Shibuno Hinako`s Victory

みなさん、こんにちは。

先日猛暑の京都に行ってきました。

500年以上天皇が暮らし、紫式部の仕事場でもあった「京都御所」を見たいのが第一。第二は、最近「オーバーツーリズム」のため「観光公害」のうわさがある京都の実態を体験したいと思ったからです。

2年前の京都旅行でもそうでしたが、今回も中国からの団体客の多さに驚きました。朱塗りの「千本鳥居」で外国人観光客人気№1の「伏見稲荷大社」近くに
宿を取りました。

これがいわゆる「民泊」でした。予約から鍵の受け渡しまですべて、メールと電話で、従業員との接触は一切ありません。宿泊代は確かに安いのですが、ルームキーを借りるのに大変手間取ったり、肝心な時に電話がつながらなかったりで大変でした。

しかも、その宿は住宅街にある古い民家を修復したものですが、近隣の複数の住宅には「民泊反対!」のステッカーが貼られていました。京都市は古い民家の改修再利用に際しては補助金を出しているようですが。

「観光」は人口減少の我が国の経済にとって無論プラスですが、交通機関の混雑や一部外国人のマナー違反など、様々な問題が顕在化してきています。

夕食は提供せず、地元飲食店を紹介するとか、宿泊代の一部を地元商工会に寄付するといった、地域とつながる仕掛けも必要ではないかと思いました。そもそも行政的には観光に係る支出が収入より多ければ、地域にとってメリットはありません。その意味で、観光客の人数よりむしろ観光客の消費額が問題になります。

政府目標では、オリンピックイヤーの来年は、2018年より1000万人多い4000万人が訪日します。観光振興と住民生活の質の向上との両立、景観や自然環境への影響などについて本格的に対策を講じる段階に入っている気がしました。

さて、塩山に帰ってきてテレビにかじりついて応援していたのが、ゴルフ全英女子オープン。渋野日向子(20)が優勝した時は本当に感動しました!樋口久子以来42年ぶりの快挙でした。

とりわけ、12番パー4を他の選手が皆2オンで刻む中、ワンオン目ざしてドライバーを引き抜いた時は、祈るような思いでした。メジャー制覇の感動を一句、

海外も メジャーも すべてはじめてで
       笑顔で征す 超新星

In her first try at the British Open won the supernova
      her first major and her first LPGA victory with an easy smile.

それでは、また。
素敵な1日をお過ごしください!
See you.  Have a splendid day!
(A plus tard.  Bonne journe’e!)