コロナ禍の新たな現実に立ち向かう(Confronting the new normal)

皆さん、こんにちは。

1月、2月の市長選、その後のご挨拶等で時間がたってしまい、さらにコロナウィルスの世界的流行(パンデミック)に自重している内に、ご無沙汰を重ねてしまいました。お許しください。また、新たな気持ちで今日から再開させていただきます。

時は三春、晩春三月。庭の植木の「こぶし」の白い花、お隣の畑のスモモとモモの花が一斉に咲いています。でも、毎日コロナウィルス関連報道で、気持ちも塞ぎます。

ワクチン開発一つとっても100億円単位のお金と年単位の時間がかかります。米国NBC放送を見る限り医療崩壊に瀕しているニューヨーク市の例も有り、いよいよ東京首都圏が封鎖される最悪の事態も懸念されてきました。

コストの安い生産拠点として中国等に依存してきた産業構造も、いったん供給連鎖が途絶えると、生産そのものがストップしてしまうことが今回はっきりしました。自動車の部品、トート等の最新トイレ器機、医療用マスク等様々です。

The Mainichi(3月25日付)の報じるところでは、全世界の4分の3の医療用マスクの生産は、マレーシアで行われており、それが今回のコロナ禍で外国人労働者を半減したために、世界のニーズに全く対応できていないとのことでした。

やはり、医療器機等の生産拠点は、国民の命を守る安全保障の観点から、国内にも生産拠点を設けておく必要があります。その意味でも、医療立県、医療立市は目指すべき方向性の一つだと思います。

私も含め地域の皆さんが楽しみにしている「合唱」の練習も、3月半ばから4月いっぱいお休みになりました。残念ですが、まずは命を守ることが先決です。自粛、自制の続く毎日でストレスも溜まりますが、感染爆発から医療崩壊に進むのが最悪のシナリオですから、耐えねばなりませんね。

こんな耐乏生活を続ける中から、これまでの生活スタイルを見直して、何が本当に必要で、不要なものは何かが見えてくるような気がします。1年後、5年後の私たちの生活スタイルは、コロナ禍以前とは大きく違っていると予測されます。今すでに一つはっきりしているのは、テレワーク(在宅勤務)が働き方の基本になるだろうということです。この一つだけでも、私たちの生活様式は大きく変わりますね。

最後に、春の気持ちを歌った拙い一句です。

来る人も 去る人もあり 春弥生
        イチゴくらいの 重さの希望

 Some are gone, some have come in late spring
        If only I have hope as heavy as a strawberry.

それでは、また。
素敵な1日をお過ごしください!
See you. Have a splendid day!
(A plus tard. Bonne journe’e!)